日々の食生活


by cvpmidi
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青いパパイヤの香り

とても好きな映画。
舞台は1951年のサイゴンということだけれど、
映画は全編を通してパリ郊外のセットで撮られたらしい。
不快な湿度は画面から漂っては来ず、むしろ澄んだ心地よい空気が
感じられるのはそのためか。また、色彩が鮮やかで、美しい。
セリフが少なく、物語は淡々と流れていくのに、心の奥に映像が、
音が 沈潜していく。

心を惹かれたのは、登場人物である新進作曲家が演奏するピアノ。
現代曲なのだが、とてもとても素敵。なんてきれいな曲なのだろうと
聞き入ってしまった。(もちろん俳優さんもすらっとしていてりりしくて、
達彦さんとどちらか悩むのだけど)
映像と合っていて、作品をさらに洗練している。
監督はベトナム出身でフランスに亡命したトラン・アン・ユン、
主人公の俳優さんは、監督の奥さま。とてもきれいな人だ。
(ゴダールとアンナ・カリーナを思い出す)
そして音楽は、トン・タ・ティエ。やはりベトナム出身でフランスで
活躍する現代作曲家。

この映画については、鈴木治行さんという現代作曲家が
的確な解説をされていて、それがまたとても素敵。
そうそう、そのとおりだわ。。って共感。
監督と鈴木治行さんと自分と、ある共通点があって、
だからどうということはないけど、何となく嬉しい。

この監督の作品に他に、夏至、というのがあるが
俳優、音楽ともに同じ。こちらも大好き。印象に残る映画だ。
ともに感性に語りかける作品。
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by cvpmidi | 2006-05-27 00:17